みんなの悩みどころナンバー1は、キッチン。家事のしやすさ、家族のコミュニケーションのスタイルなど暮らしのさまざまなシーンに影響するので、自分たちにとっての向き・不向きをよく考えて選ぼう。
・対面式 66.0%
・壁付け型 20.4%
・独立型 12.1%
・その他 1.5%
シンク前に立ったとき、正面に壁がなく、リビングやダイビングが見渡せる。
シンク前に立ったとき、正面に壁または窓があるタイプ。背後にダイニングテーブルを配置するのが基本。
出入り口を除く3辺が壁に囲まれたキッチン。壁面いっぱいに収納を設けるケースが多い。
高気密・高断熱仕様の普及に伴い、広いリビングが流行。特に一戸建てでは、上の階とつながる吹抜けリビングを取り入れる人も。開放感、冷暖房効率、音やニオイの伝わりなど、長所・短所を総合的に考えよう。
・吹抜けのないリビング 93.7%
・吹抜けリビング 3.9%
・その他 2.4%
天井の高さが1フロア分の一般的なリビング。ゆったり落ち着いてくつろげる印象の空間を演出できる。
天井が上の階まで吹き抜けて2フロア分になったリビング。のぶのびと開放的な印象の空間になる。
リビングとつながる和室、ほかの部屋を通らずに入れる独立型の和室など、間取りによって使い勝手が大きく変わる和室。どんなシーンで使うことが多いかなどにより、使いやすさはそれぞれ。
・リビング隣接型 52.0%
・独立型 11.6%
・和室なし 32.1%
・その他 4.3%
リビングに隣接する和室。引き戸の開閉により、リビングとつなげたり、個室にしたりもできる。
リビングを通らずに玄関やトイレなどと行き来できる。独立した和室。本格的な和室のしつらえも可能。
玄関収納といえば、壁付けのシューズボックスが一般的だが、最近、特に一戸建てを中心に増えているのが中に人が入れるウォークインタイプの玄関収納。玄関の広さと収納力、どちらが大事かによって意見も分かれる。
・壁面収納 90.7%
・ウォークイン玄関収納 3.4%
・その他 5.9%
靴や傘などを中心に収納できるシューズボックス型の収納。玄関の壁面に設置するケースがほとんど。
人が出入りでき、大きな物も収納できる広い玄関収納。玄関と室内の両方に出入り口を設けることも。
子どもが小さいうちは広々と遊ばせたい、でも大きくなったら個室を与えたいなど、成長段階によって求められるスタイルが違う子ども部屋。家族の事情によって何がベストか違うので、よく検討を。
・1人1部屋の個室 58.3%
・将来間仕切り 7.7%
・その他 34.0%
1人1つの子ども部屋。子ども別に使うほか、寝る部屋・勉強部屋などと用途別で使うこともできる。
子どもが小さいうちは広い部屋で遊ばせ、後から間仕切り。複数のドアや照明器具などの用意が必要。
ここまでで紹介してきた5つの空間以外にも、先輩たちが「こだわって選んだ」ポイントはたくさん。ぜひ参考に!