4月からの新学期は、新居でスタートする人もいるはず。とはいえ、もうすぐ今年も終わり。「もう間に合わない……」とあきらめていませんか?今からでも、3月末入居は十分可能なんです。
※SUUMO新築マンション2012年11月27日発行号
子どもの入学や会社の転勤、賃貸住宅の更新を控えてなど、4月からの新年度に合わせて新居を探したい人は多いはず。しかし、期限が迫ってくると購入をあきらめかけてしまう人が多いのも事実だ。「 購入を逃している理由は、大きく3つに分類できます。ここを理解してから、再スタートすると効果的です」(西澤さん)。まずは自分のタイプを知り、3月末の入居を目指そう!
モデルルームの見学数は0~2件ほど。ほかのことに忙しく、家探しに本腰を入れられなかった人など。そもそも、マンション購入に関しての知識もあまりなく、漠然と「年末から探し始めたら、あと3~4カ月じゃ間に合わない」と思い込んでいるタイプ。
まだまだ大丈夫!
新築マンション購入者の見学件数の平均は4件
新築マンション購入者に対して行ったアンケートでは、モデルルームの見学件数の平均は約4件。1カ月もあれば容易に見学することが可能な件数だ。これから見学を始めても、十分間に合う!
これまで見てきたモデルルームの数はかなりのもの。ただなんとなく漫然と見学してきた感じがあり、それなりに気に入ったものもあったが、契約までは思い切れなかったという人。新しい物件情報に目移りして、そもそも住宅購入本来の目的を見失いがちなタイプ。
やるのはこれだけ!
この1カ月で傾ける情熱は、「物件探し」のみ
このタイプで大切なのは、物件を絞り込むこと。その部分に力を注げばいいだけなのだ。後の段取りなどは、マンション販売員のフォローがあるので心強い。住まい選びに肝心な優先順位をきっちりと整理して進めば、ゴールは近い!
購入検討中になっているマンションが1~2物件あるが、最後の決め手に欠けているようで決断できていない人。もう少し待てば、もっといい物件が出てくるかもしれないなどと、購入機会を先延ばしにしようかと悩んでいるタイプ。
ゴールは目前!
3月末までに入居するとメリットいっぱい
新築マンションは3月竣工・引き渡しの物件が多く、供給戸数も豊富。販売会社や銀行もそれに合わせてキャンペーンを行う時期で、サービスを受けられる可能性も。また、3月末入居なら現在の低金利が適用され、見通しも立ちやすいのだ!
3月末までに入居するためには、物件の申し込みは1月末ごろまでに行いたい。期限があるからこそ、効率的に探したいもの。タイプ別モデルコースを参考に早速走り出そう!
事前準備とスケジューリングがカギ
やみくもに走り出さずに、スタートダッシュ前の入念な準備が短期決戦を制するカギ。家族で住まいに対する優先順位をきっちり固めて、見学すべきモデルルームを絞り込んでから見学を始めるといいだろう。見学後の丁寧な振り返りも重要になってくる!
今までの情報整理と再スタートが重要!
まず、なぜ購入を迷ったのか再確認しよう。資金面やそのほかのことで、漠然と不安に思って立ち止まっている項目はないだろうか?「このタイプは、不安点を解消するのが先決。その上で、今までに見たモデルルームの情報整理を始めましょう」(西澤さん)
絞り込んだ物件を並べて比較検討が肝!
ゴール目前のタイプCの人。どうして決断できないのか、住まいに対する諸条件を再度整理しよう。その後、候補に挙がっている物件ごとの特徴を紙に書き出してみて、丁寧に比較していこう。自分たちだけで悩まずに、販売スタッフに相談してみるのも手だ!
3月末までに入居できる物件か完成済みマンションに狙いを絞り、計画的に行動すれば、春から新生活をスタートできる。心に余裕をもって家選びができるよう、年内から行動を開始しよう。