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「ローカルな会社はセンスがイマイチ、おしゃれで個性的な家は無理そう」なんて思っているなら間違い。全国展開しているハウスメーカーは、どの地域の人も満足できる汎用性のあるプランが多いものだが、地元売主は地元の志向やセンスをしっかりキャッチ。注文住宅を手がける設計部門を持っていたり、建築家にプランニングを依頼するなどしてオリジナリティのある家づくりも得意だ。また、“ベンチャースピリット”を兼ね備えて、新しいコンセプトを採り入れた街づくりに取り組んだり、国内外の事例を研究してよいものを採用するなど最先端な家づくりが実現できる。しかも、地元特有の気候風土などを熟知しているので、土地の条件に合ったプランを提案し、長く住みやすい家を建ててくれるだろう。
頭の中に描いた夢や希望を具体的なカタチにしていく家づくりでは、スタッフと密にコミュニケーションを取り、お互いの考えを深く理解し合うことが大切だ。その点、地元の会社なら打ち合わせのできる事業所などが近所にあり、営業や設計担当者も地元出身率が高いうえに同じ街に住んでいることも多い。ちょっとした疑問や小さなトラブルでもツーカーで通じ合えるし、すぐに駆け付けてくれる。住んだ後も“ご近所感覚”で付き合えるので何かと安心だろう。また、地元会社は小規模なところが多いので、社内の情報伝達が早いのも特徴。例えば、営業担当者に希望や不満を話したら、すぐに社内の設計や現場の施工担当者に伝わり、対応してもらえるので、ストレスのない家づくりができるのも大きな魅力だ。
家は人生に一度あるかないかの大きな買い物。それだけに、建てるときも建ててからも安心な、信頼できる会社をパートナーに選びたい。その目安になるのは、地元でどれくらいの期間どんな仕事をしてきたのかという実績と、建てた先輩たちに聞く評判や口コミだ。仕事に手を抜かず、地域に根ざした家づくりをこつこつと長く続けている会社は、地元の信頼を得てきた証拠ともいえる。評判や口コミもいいはずだ。また、地元の売主は、設計から施工まで自社スタッフが一貫して手がけ、アフターケアのために保守担当者を置く会社もある。他社に外注しないので責任の所在が明確になり、いざというときも安心できる。よく知らないからと“食わず嫌い”をせずに地元での実績に目を向けよう。
入居後に雨漏りや家の傾きなどの“瑕疵(欠陥)”が見つかったとき、素早く適切に対応してくれる保証があれば安心できる。これまでは「瑕疵が見つかったときは、建築した会社が倒産していて泣き寝入り…」という話も聞かれ、小さな会社より全国規模の会社のほうが安心だという人が多かったが、この10月1日よりスタートした「住宅瑕疵担保履行法」により安心度がグンと増した。新制度では、すべての施工業者や売主に、保険に加入することを義務付けているため、瑕疵があれば補修費用が保証される。また第三者機関の物件審査があるのですべての新築一戸建てが基本的なチェックを受けることになる。そのほか、万一会社との間でトラブルが生じた場合、紛争審査会を利用できるのも大きな安心材料だ。
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