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長年賃貸住まいだったA夫妻は、念願のマンション購入を本格的に計画。でも気になるマンションはすでに売り切れだったり、間取りが変更できなかったり、内装のカラーが好みに合わなかったり・・・。
なかなかぴったりくる物件にはめぐり合えないA夫妻。どうしたらもっとうまく希望の物件を見つけることができるのかが知りたい!
一般販売が始まる前の物件のことで、間取りプランが一部しか公開されていなかったり、価格が未定の場合も多いのが特徴。新築マンションは、この販売予定期からすでに案内が始まるのが一般的で、この段階から情報を集めることができます。販売する側は、購入希望者の反応を見て、今後の販売計画や正式価格を決めることも。
A夫妻のように希望条件に合った住戸になかなかめぐり合えない人は、スタートですでに出遅れている可能性が!新築マンションを購入するなら、完成していたり、すでに販売が始まっている段階ではなく、販売予定の段階からチェックすることをおすすめします。
「価格が未定で不安・・・」という人もまずは資料を請求してみましょう。販売予定の段階でも、間取りや予定価格を教えてもらえたり、モデルルームの優先予約案内をもらえることも。インテリアコーディネートのイベントなどに参加できる物件もあります。
以下にあげる販売予定物件の3つのメリットをチェックして、希望のマンション探しに役立ててください。
販売予定の物件に資料を請求すると、一般には公開されていない、間取りや設備、予定価格などの情報を教えてくれることも多いもの。物件を扱う不動産会社の「友の会」などに入会すると、ローン計画やインテリアコーディネートなど、役立つイベントの案内をもらえることも。なかには物件の情報を定期的にメルマガで送ってくれる会社もあります。
こういった早期からの情報収集によって、気に入った住戸プランに早くから目をつけられるというメリットが。そして、不動産会社の担当者とこまめに連絡を取り合い、購入相談会へいち早く参加できると、希望の間取りの住戸を購入しやすくなるという面も。
販売予定物件は、まだ工事中という場合がほとんどなので、間取り変更や仕様の変更が可能になることも。無償オプションで、壁紙、床、扉のカラーなどをセレクトできる物件も多く、お金をかけずに、自分好みの部屋をつくることができます。
一方、仕切りを取って3LDKを2LDKにする、食器乾燥洗浄器をビルトインにする、埋め込み式の照明にする、といった設計変更も、工事中に有償で行ってもらうほうが、後からリフォームするよりは安く上がる可能性が。
物件が完成に近づけば近づくほど変更は難しくなるので、自分らしい住戸をお金をあまりかけずに作るには、販売予定物件が狙い目なのです。
販売予定物件の資料を請求しておけば、現地見学会に案内してもらえることもよくあります。モデルルームが現地とは違う場所にある場合、現地見学会で周辺環境を細かくチェックできたり、疑問点を販売担当者へ質問できるのがメリット。工事の進捗状態によっては、工事中の現場を見学できることもあるでしょう。
建ってしまってからはわからない、マンションの構造もしっかりチェックしておけば、安心して購入できるはずです。
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