超低金利で人気は急上昇 変動型を選ぶ人が半数近くに
- 都銀・信託や近畿では 8割超が変動型
- 2009年度に民間住宅ローンを借りた人のうち、半数近くが変動型の金利を選んでいることが、住宅金融支援機構の調査で分かった。なかでも都市銀行・信託銀行では変動型が9割近くを占めている。地域別の変動型のシェアでは南関東が約6割なのに対し、近畿は8割を超えている。
- 最近は全期間固定型も 20%前後の利用率
- 都市銀行などでは変動型が1%未満で利用できるケースもあり、高い人気だ。一方で全期間固定型のフラット35も、一定基準を満たす住宅向けのフラット35Sの当初金利引き下げ幅が今年2月から1.0%に拡大されたこともあり、利用が増えている。同機構の調査では、フラット35を含む全期間固定型の利用率は今年3月以降、20%前後となっている。
変動型は金利上昇リスクもあるので、固定型との併用など無理のない借入れを心がけたい。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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