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11年09月21日
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変動金利を利用する人の割合が上昇 フラット35S見直しでさらに増加も
変動金利を利用する人の割合が上昇 フラット35S見直しでさらに増加も
都銀・信託銀行では 6割が変動金利を利用
 住宅金融支援機構が民間住宅ローン利用者を調査したところ、金利タイプでは変動金利を利用する人の割合が増加し、5割を超えた。特に都銀・信託銀行で変動金利の利用率が高く、6割近くに達している。逆にフラット35を含む全期間固定金利を選んだ人は減少した。
10月からフラット35Sの 金利引き下げ幅が縮小
 住宅の耐震性や省エネ性などが一定基準を満たすと、当初10年間の金利が引き下げられるフラット35Sを利用できる。10月1日の申し込みから、引き下げ幅が従来の1%から0.3%に縮小されるため、今後も変動金利を利用する人が増えそうだ。
 変動金利は1%前後の超低金利で借りられるケースが多いが、金利が上昇すると返済負担が増えるリスクがある。利用する場合は自己資金を多めに用意するなど、余裕のある資金計画を心がけたい。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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