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13年07月10日
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住宅ローンの短期固定で特別金利 変動型より低い0.5%~0.6%で登場
住宅ローンの短期固定で特別金利 変動型より低い0.5%~0.6%で登場
引き下げ幅は2%以上 3年固定は当初0.6%
 3メガ銀行が6月から、1年~3年固定で特別金利の取り扱いを始めた。店頭金利からの引き下げ幅は2.15%~2.50%で、3年固定の当初金利はいずれも0.6%。現状では変動型の適用金利が0.775%~1.075%程度なので、それよりも低い水準だ。3行とも申し込みや借り入れの期限を設けている。
固定期間が終わると 引き下げ幅が小さくなる
 長期金利が上昇傾向なため、各行は6月の長期の固定金利を軒並み引き上げた。そこで固定期間の短いタイプの金利を期間限定で引き下げ、住宅購入を後押ししようとの考えのようだ。
 借り入れ当初の金利が低いと、利息が大きく軽減されるメリットがある。だが固定期間終了後は金利引き下げ幅がいずれも1.6%に縮小されるので、店頭金利が変わらなくても返済額がアップする仕組みだ。今後の金利上昇リスクにも注意しよう。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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