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転勤が決まったら、まずはとにかくお部屋探し!というのはNG。会社が部屋を借り上げているなど、自分で探す必要がないケースもあるからだ。法人契約の場合、自分で準備しなければいけない書類などは会社によって異なる。記事のステップを見ながら、「自分でやるのはどこまでなのか」を担当部署に問い合わせること。個人契約の場合は、部屋探しから契約まで、すべて自分でやることになるので気合を入れよう! また、会社から補助などが出る場合も多いので、事前のチェックはぬかりなく!
Ⅰ 動き出しがキモ!入居日決定と部屋探し
入居希望日を決めて、いざスタート!
「この日までには入居を済ませておかないと」という日をビシッと決めてから、逆算してスケジュールを埋めていくのがコツだ。
ここが超速★ポイントだ!
- 1 引越会社に連絡する
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3月は引越し会社が混雑するので、早く予定を押さえたい。入居希望日や転居先のおおまかな所在地、荷物の量などを引越し会社に伝えて、対応の可否を確かめながら見積もりを依頼しよう。できるだけ安いところに頼むため、複数の引越し会社にコンタクトをとっておきたい。
- 2 今住んでいる家の大家さんに退去日を予告
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現在賃貸物件に住んでいる場合は、退去する1カ月以上前までに解約予告が必要という契約が一般的。住んでいない期間の家賃をできる限り払わずに済ませるためにも、早めに予告しておこう。
- 3 保証人を選んで依頼しておく
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ほとんどの場合、契約時には連帯保証人を立てる必要がある。いざ物件を見つけても、保証人が見つからなかったり断られたらタイムロス!あらかじめ親や親せきなどに打診しておこう。
保証人のアテがなければ、保証会社を使うのもあり!
部屋を探して、狙いを定めよう!
- 1 譲れない部屋の条件を明確にする
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時間がないなかの部屋探しでは、すべての希望を満たす物件を見つけるのはほぼ不可能だ。そこで予算・立地・広さを中心に、「これだけは譲れない」という最低限の条件を整理しておこう。
- 2 部屋、不動産会社を探す
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1で決めた条件をもとに、物件情報を検索。気になる物件を見つけたら空室状況や不動産会社もチェックしておこう。また、エリアを重視するなら、希望エリア内で多くの物件をあつかっている不動産会社を控えておくといい。
ここが超速★ポイントだ!
せっかく条件に合う物件情報を探し出しても、事前に決めた入居日に入れないのでは意味がない。「即入居可」の物件に絞って探せば、時間のムダを省けるぞ!
Ⅱ 先回りが肝心!物件見学~申し込みの準備!
保証人に連絡
打診しておいた保証人に、承諾してもらえるかを確認。
そのうえで、以下の「超速★ポイント」を参考に、申し込みに必要な情報を聞いたり、契約時に必要な書類の用意をお願いしておこう。
ここが超速★ポイントだ!
保証人に聞かないと分からないことや、役所でしか入手できない書類などは、早めに手を打っておきたい。詳細は物件や不動産会社によって異なるが、主に必要なことを以下にまとめておくので参考に!
※法人契約の場合は、どこまでが本人で準備するものかを会社に確認しよう
保証人に確認・依頼!
- 申し込みまでに確認しておくこと
- ・生年月日
- ・連絡先、住所
- ・勤務先情報(住所、連絡先、設立年月、従業員数、所属部署など)
- ・勤続年数
- ・おおよその年収
- 契約までに用意してもらうもの
- ・印鑑証明
- ・(場合によっては)収入証明の写し
自分で準備!
- 申し込みまでに用意しておくもの
- ・源泉徴収など、収入を証明できるもの
- ・免許証・パスポートなどの身分証明書
- ・社員証
※申込・契約時に必要な情報・書類は不動産会社によって異なる場合がありますので、申込時にしっかりと確認しましょう。
不動産会社に電話
- 1 訪問の予約をする
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事前に集めた情報をもとに、不動産会社に電話して訪問予約。部屋に求める条件や保証人の情報を伝えて、訪問までに見合う物件の候補を選んでおくよう頼んでおこう。入居希望日とともに、急いでいる旨を伝えておくと、不動産会社も最善を尽くしてくれるぞ。
- 2 申し込みや契約時に必要なものを確認
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上の超速★ポイントで紹介した以外に、申し込み時や契約時に必要なものがあるかどうかも聞いておき、必要に応じて準備を進めておくこと!
Ⅲ この日に決める!物件見学の日
不動産会社に訪問
訪問の際は、申し込みに必要なものを忘れずに持参すること。不動産会社では、候補物件のなかから特に気になる部屋を選択して下見させてもらおう。このとき大切なのが「この日のうちに決める!」という固い決意。下見を終えたら、ベストな部屋をチョイスして、入居を申し込む。これで、大家さんの入居者審査がスタートする。
- 当日の持ち物
- ・身分証明書
- ・印鑑
- ・収入を証明するもの
- ・社員証
ここが超速★ポイントだ!
申し込みを終えて、安心するのはまだ早い! 次は契約に向けて、礼金や敷金など初期費用の金額・振込先なども聞いておこう
Ⅳ 待つ時間もムダにしない!契約準備、引越し手配
引越し会社に仮予約
審査にパスすることを見込んで、DAY1で見積もりをとったなかからベストな会社に連絡。仮予約しておこう。
必要書類を確認しよう
契約に必要な書類がすべてそろっているか確認。印鑑証明や不動産会社所定の承諾書など、保証人に用意してもらうべきものは、特に注意しよう。この入念さが確実なミッションクリアのカギだ。
Ⅴ 入居審査パス!引越し準備もいよいよ追い込み!
審査パスの連絡が入る
不動産会社から審査に通った旨の連絡が入ったら、契約のための訪問日時を決めよう。
引越し会社に正式に依頼
前日に仮予約しておいた引越し会社に連絡して、正式に依頼。荷物の引き取り日時や、届け先の到着予定日時なども確認しておこう。
契約に向けて諸経費を振り込もう
礼金や敷金、仲介手数料などの初期費用を、事前に聞いておいた振込先に納めるんだ!
ガス、電気、水道開通依頼
管轄の会社や水道局に電話を入れ、使用開始日を伝える。なお、ガスの栓を開いてもらう際は立会いが必要なので、事前に予約しておこう。
Ⅵ 審査パス!引越し準備もいよいよ追い込み!
再び不動産会社に行って契約!
必要書類や印鑑などを不動産会社に持参して、正式に契約。完了すると部屋の鍵を渡してくれるので、以降は自由に出入りできる。あとは、引越し会社の引き取りに備えて今の住まいの荷物を整理しておこう。
感動の引越し完了! いざ入居!!
旧居で荷物を引越し会社に預けたら、電車などで新居に移動。新居で荷物を受け取ったら、ミッションコンプリート!!
文 竹内 太郎 /イラスト サトウヨーコ
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