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09年02月11日
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売主が倒産しても10年間は安心 10月から瑕疵担保保険を義務づけ
売主が倒産しても10年間は安心 10月から瑕疵担保保険を義務づけ
制度を知っている人は10人に1人未満
 今年10月から住宅瑕疵(かし)担保履行法が施行され、新築住宅を販売する不動産会社に保険加入などが義務づけられる。国土交通省がこのほど消費者を対象にアンケート調査をしたところ、この法律について「内容まで知っている」と答えた人は9.1%と、10人に1人にも満たなかった。
10年以内に起きた欠陥は売主に修理義務がある
 現状でも新築住宅の引き渡しから10年以内に、柱や壁などの基本構造部分に欠陥が見つかった場合、無料で修理することが売主に義務づけられている。ただ、売主が倒産していた場合は保証が受けられないことも。  新法の施行により、10月1日の引き渡しからは売主に対し、保険への加入か保証金の供託が義務づけられる。10年以内に売主が倒産しても、保険金でカバーされるから安心だ。  今でも任意の保険制度があるから、心配な人は加入の有無を確認しよう。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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