
税制改正大綱まとまる 贈与税の非課税枠を拡大
- 500万円の非課税枠が 2010年は1500万円にアップ
- 来年度の税制改正大綱が発表された。住宅取得時の親からの援助に対する贈与税については、500万円だった非課税枠を2010年は1500万円に、2011年は1000万円に拡大する考え。65歳未満の親でも相続時精算課税が使える特例は2年延長するが、贈与税非課税枠を1000万円上乗せする特例は廃止する案だ。
- 改正前の制度も 選べるようになる
- 大綱どおりなら、通常の贈与税(暦年課税)の非課税枠は610万円から1610万円にアップする。改正後の特例が受けられるのは所得金額2000万円以下の人だが、2010年は改正前の制度も選べるようにする考えだ。
このほか、買い換えなどによる譲渡損失の繰越控除や、新築住宅の固定資産税の軽減など主な優遇税制も延長が盛り込まれた。大綱の改正案は国会での審議を経て、2010年3月末までに正式に決定される。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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