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10年02月03日
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2010年のマンション供給が 一昨年並みの水準に回復しそう
2010年のマンション供給が 一昨年並みの水準に回復しそう
首都圏は4万戸台、 近畿圏は2万戸台へ
 減少が続いていた新築マンション供給が、今年は回復しそうだ。不動産経済研究所の予測によると、首都圏では2010年の年間供給が4.3万戸と、前年比22.9%増えて一昨年並みに戻るとしている。近畿圏も一昨年並みの2.2万戸に増える予測だ。首都圏は都区部や神奈川県、近畿圏は北摂や阪神間で特に増加する見通しだ。
堅調な需要が 供給を後押しする
 供給が回復する要因について、同研究所企画調査部長の福田秋生さんは、「景気低迷などで供給が落ち込んでいますが、需要は堅調です。完成在庫物件の戸数が減ってきており、今後は需要に後押しされる形で供給が回復してくるでしょう」と話す。
 価格は今後も緩やかな下落が続くとの見方もあるが、今は低金利や減税で買いやすい状況となっているのも事実。希望のマンションに手が届きやすくなっているといえそうだ。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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