マンション価格は年収の6~8倍 首都圏は倍率が拡大、近畿圏は縮小
- 2009年の分譲価格が 年収の何倍かを調査
- 東京カンテイが新築マンションの年収倍率を発表した。これは2009年に分譲されたマンションの価格(70m²換算)が、平均年収(1人当たり)の何倍に当たるかを調べたもの。それによると、全国や近畿圏では価格下落で前年より縮小したものの、首都圏では8倍台に拡大した。
- 交通利便性に優れた 立地へのシフトも要因
- 首都圏の年収倍率が拡大した理由について、同社市場調査部の中山登志朗さんは「専有面積のコンパクト化が進み、面積当たりの単価が上昇しました。また、交通利便性などに優れた“売れる立地”に供給が絞り込まれていることも、単価の上昇による年収倍率の拡大につながったといえます」と話している。
ただ、年収が2人分の共働き世帯などでは倍率が下がる。低金利や大型減税の影響もあり、好立地の物件は買いやすい状況といえそうだ。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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