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11年08月10日
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進むマンションや街の節電対策 不動産会社が取り組みを本格化
進むマンションや街の節電対策 不動産会社が取り組みを本格化
各住戸に太陽光発電を供給 発電量をリモコンで見える化
 不動産会社各社が、節電対策への取り組みに力を入れている。
 サンケイビルは、太陽光で発電した電力を戸別に供給するマンションの販売を始めた。太陽光での発電量なども表示可能なガス給湯器リモコンも設置。余った電力は各住戸が電力会社に直接売電もできる。
LEDを全物件に標準採用 スマートシティ構想も始動
 マンション共用部にLED照明を標準採用することを決めたのが大京だ。2011年8月以降着工するライオンズマンション全物件が対象。LEDは蛍光灯より寿命が長く、電力消費量が小さいので管理費が節約できる。
 三井不動産は柏市などと連携し、「スマートシティ」実現に取り組む。2014年春竣工予定の柏の葉キャンパス駅前複合開発で、太陽光発電やガス発電などを組み合わせ、地域レベルでエネルギーを最適化制御する。
 節電が物件選びの指標になりそう。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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