フラット35Sの優遇期間延長は5月から

09年04月08日
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フラット35Sの優遇期間延長は5月から

 4月1日の新年度スタートとともに、フラット35Sの受け付けも開始された。省エネルギー性や耐震性などに優れた住宅を取得する場合に、フラット35の当初金利を0.3%優遇するのがフラット35S。昨年12月に発表された「住宅・不動産市場活性化のための緊急対策」の一環として、今年度は優遇期間が従来の5年間から10年間に延長されることとなっており、借りる人にはメリットが大きい。
 ちなみにフラット35の4月の金利は3.20%の金融機関が最も多くなっている(返済期間21年以上の場合)。仮に3000万円を3.20%の35年返済で借りると、優遇期間5年と10年とでは総返済額に45万円ほどの差が出る計算だ。
 ただし、優遇期間が10年間に延長されるのは5月1日以降に融資実行を受ける人からとなるので注意してほしい。せっかく4月に申し込んでも、4月中に融資が実行されると優遇期間が5年になってしまう。手続き期間も考えるとあまり多いケースではないと考えられるが、完成済みですぐに入居できるマンションなどの場合は、念のため融資実行日がいつになるかも確認しておこう。(大森広司)

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