キッチン&バス・サニタリーのマル秘商品開発ストーリー

12年01月25日
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NORITZ『CLESSE』

ノーリツ  住設商品開発室 東影亘彦さん
自動洗浄機能の開発に苦節10年。 性能は進化して、今や価格は1/3!

ノーリツ 住設商品開発室 東影亘彦さん

より手ごろな価格を目指し目標は10万円以下!

まさかお風呂まで自動でお掃除してくれるなんて・・・」、そう思った読者も多いのでは。ノーリツの新型システムバス「クレッセ」のオプションで搭載できる「おそうじ浴槽」は、同社を代表する家事ラク機能だ。ノーリツ・住設商品開発室の東影亘彦さんに伺った。

「お湯を使ってお風呂掃除の負担を減らしたい、それが開発のきっかけです。とはいえ、10年以上前の話。実は、自動洗浄機能は97年に『洗っときバス』で商品化し、その後もリニューアルして販売。ただオプションで15万円以上と高額で・・・」

それから数年後、価格を10万円以下に下げることを目標に、おそうじ浴槽の開発が始まる。
「過去のモデルは洗浄用のお湯と洗剤を噴射するノズルが3つありましたが、1つに簡略化。ノズルひとつでまんべんなく浴槽を洗えるよう、何度も改良を重ねて実現しました」

現在オプションで5万5000円、当初の約1⁄3。グッと身近な存在になったのだ。

research
  • ここまで徹底研究!

    お風呂掃除の不満を調査 時間と体への不満が多い

    当初は「主婦の省手間」を目的に開発された自動洗浄機能。意外にもユーザーからは「高齢になるとお風呂掃除は体への負担が大きい」という声も多く驚きだったとか。
    (アンケートはノーリツ調べ)。

research end

TOTO『SAZANA(サザナ)』

お客様の不満の声を課題に さらなる開発がスタートしました。

TOTO 浴室開発企画グループ 大庭崇嗣さん

床が固い、冷たく感じる 予想外の不満の声が・・・

システムバス「サザナ」には、お風呂の心地よさを追求した新商品「ほっカラリ床」が搭載されている。開発を担当したTOTO・浴室開発企画グループの大庭崇嗣さんに話を聞いた。

「『お風呂の床は翌朝には乾いてほしい』というお客様のご要望から、2001年にカラリ床を開発しました。アンケート調査では概ねご好評いただけましたが、約2割のお客様から『床が少し固い』『冷たく感じる』などの声があったんです」

さらなる開発が始まり、畳のようなやわらかさで冬でもひんやりしないほっカラリ床を開発。
「どんなに難しいご要望でも、否定せずお客様の声に真正面から向き合ったから、ほっカラリ床は誕生したのだと思います」

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