賢い将来設計 あなたの買える額

11年04月20日
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関連記事: 住宅ローン資金計画頭金金利買える額

  • STEP1 「買える額」を計算しよう
  • STEP2 金利タイプで「借りられる額」を知ろう
  • STEP3 「買える額」を増やそう

STEP3 「買える額」を増やすテクニック

買える額を増やすには「頭金を増やす」「借入額を増やす」といった2つの観点から
考えるのが有効。配偶者や親の協力があれば、もっと理想的なマイホームが買えるかも。

頭金を増やす

親からの贈与、借入を検討してみては。贈与の場合、今年は非課税枠の特例がある(下記参照)。適用を受けるためには申告が必要。相続時精算課税制度との併用も可能。借入の場合、贈与とみなされて贈与税の対象とならないよう、借用書の作成などが必要。

借入額を増やす

配偶者や親の収入を合計した収入にすることで借入額を増やせる可能性がある(収入合算)。合算できる金額などは金融機関ごとに異なるので確認を。また、共有名義にして、ローンをそれぞれで組めば、住宅ローン控除も個々に適用となる(下記参照)

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今なら優遇制度も充実

おトクにマイホームを購入したい人にとって、今はさまざまな優遇制度が充実。
来年以降は縮小される制度もあるので、このチャンスを有効活用しよう!

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1 住宅ローン控除

住宅ローンを利用して購入した場合、年末のローン残高の1%(長期優良住宅の場合、2011年居住の場合の控除率は1.2%)が10年間、所得税・住民税から控除される制度。2011年入居の場合、対象となるローン限度額が4000万円、合計最高控除額は400万円だが、2012年以降は縮小される。

2 贈与税の非課税枠の特例

住宅購入のための資金として親や祖父母から贈与を受けた場合、所得が2000万円以下などの適用要件を満たすと1000万円まで非課税に。贈与税の基礎控除と組み合わせると、非課税枠は1110万円に。この適用期限は2011年12月31日まで。夫婦共有名義で購入する場合、それぞれが適用に。

3 フラット35S

全期間固定金利の「フラット35」から当初10年間の金利がさらに引き下げられる制度。フラット35の基準に加え、耐震性、省エネ性などの技術基準を満たす住宅が対象。2011年12月30日申し込み分までは通常0.3%の引き下げ幅が1.0%まで拡充され、最初の10年間は低金利が期待できる。

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SUUMOネットでは住宅ローンや将来家計のシミュレーションができるサイトを用意。年収から、買いたい物件価格から、将来家計を見据えて、などの観点から試算できる。結果についてのアドバイスもあるので、パソコンやスマートフォンから試してみよう。

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取材・構成・文/前川ミチコ イラスト/いぢちひろゆき
監修/杉田ゆみか 住宅ローン控除試算/タクトコンサルティング

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