- Q.管理組合と管理会社ってどんな関係なの?
- A.所有者がつくる管理組合が管理会社に運営を委託
両者が良好な関係を保っていることが理想
管理組合はマンションの区分所有者で構成する団体だ。建物の維持・管理や共同生活のルール作成・変更の主体となる。管理会社は管理組合から建物の管理や運営を委託された管理の専門会社。業務内容は共用部分の清掃や設備機器の保守点検、大規模修繕、管理費等の徴収など多様だ。組合と会社が良好な関係を保ち、活発に活動していれば、その物件の居住性や資産性は高くなる。
建築中の物件の場合バロメーターはココ
物件管理の質を測るバロメーターのひとつが、管理費と修繕積立金の設定額。特に修繕積立金があまりに安いと、将来の大規模修繕時に資金が不足して区分所有者が追加でお金を拠出しなければならない場合も。また、駐車場代無料の場合は、どのように物件管理の資金を捻出する予定か確認しておこう。そもそも大規模修繕計画の内容がしっかり決められているかも大切なポイントだ。
- 今回お話を伺ったのは・・・
- 長谷川 高さんデジタル不動産コンサルタントLTD.代表。個人・法人向けに不動産相談・調査・セミナー・講演などを行う
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