ローリスクで将来への 不安も少ない固定金利

　各金融機関はさまざまな住宅ローンを用意しており、選択に迷う人は多い。返済計画が立てやすいという点からいえば、おすすめは固定金利だ。将来、金利が上がるのでは？という不安と無縁なだけに、長期の生活設計がしやすいメリットが最大の魅力。借入額や何年くらいで完済できそうかなどの計画にのっとって、全期間固定、あるいは長期の固定期間選択型などを選べばいいだろう。

低金利が魅力の変動金利は 金利上昇時の対応力で検討

　一方、変動金利は固定金利より金利が低く、当初の負担が少ないため人気は高い。ただし、変動金利は金利の設定が6カ月ごとに見直されるものが一般的。こちらを検討する人は、金利が上昇して返済額がアップした時に対応できるか見極めておくことが大切だ。上がったら固定金利型に変えればいいという考え方もあるが、選択肢が狭まったり、借り換えができないケースもあるので要注意だ。