- Q.住宅ローンを組むときの 「審査基準」って?
- A.安定的な返済能力の有無を 測る金融機関の“査定”
年収、勤務先、勤続年数 などの諸条件を審査
マンション購入の際、ほとんどの人が金融機関の住宅ローンを借りる。数千万円単位の高額を借り入れる場合が多いため、金融機関は独自の審査基準に基づいて“借りる人が安定的に返済できるか”を審査する。基本的には年収、勤務先、勤続年数、勤務形態、車のローンなど他の借り入れ、購入する物件の情報などの諸条件から審査される。仮審査と本審査の2段階が設けられることが多い。
金融機関によって 審査基準は異なる
仮審査では基本的にローンの申し込み前、申込用紙などで前述の諸条件を伝える。1~2日で結果が出ることが多い。本審査では仮審査時に伝えた情報を裏付ける書類などを提出する。源泉徴収票のほか、購入する物件が載った広告パンフレットなどが求められる場合もある。最近は審査が厳しくなったという話もあるが、金融機関によって審査基準は異なる。不安があれば複数の機関に相談してみては。
- 今回お話を伺ったのは・・・
- 高田晶子さんファイナンシャル・プランナー(CFP®)。マネーカウンセリングネットWealthで相談業務も行う
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